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寺井直次の買取ページ えんや

寺井直次(てらいなおじ)

寺井直次は、1912年金沢に生まれる。家業は鍛冶職であったが、漆芸に興味をいだき石川県立工業学校、東京美術学校に進学し、六角紫水、松田権六、山崎覚太郎らに師事した。1954年金沢で作家活動を始める。寺井直次の技法は卵殻で代表される。従来は平面的な表現にとどまっていたが、彼は卵殻の並べ方で、量感や遠近感、ぼかしなど複雑な表現を可能にした。あるいは卵殻に付着させる漆を工夫して、紅梅と白梅を表現しわけた。またアルミニウムに電気分解で生じさせた皮膜の微細な穴に漆液を浸透させて、堅牢な素地を作る方法を工夫した。1983年勲四等瑞宝章。1985年重要無形文化財「蒔絵」の保持者(人間国宝)に認定。