大西清右衛門(おおにしせいえもん)
大西家は初代浄林より、京都市中京区の三条釜座に四百年続く釜師である。六代浄元の頃より千家の釜師となる。十六代大西清右衛門は、1961年京都に生まれる。十代の頃より父、十五代大西清右衛門(浄心)に師事して茶の湯釜の技法を学ぶ。大阪芸術大学美術学部彫塑科卒業後、1993年十六代大西清右衛門を襲名。茶の湯釜では最も古いとされる福岡県の芦屋釜の研究をし、芦屋釜の挽中子(ひきなかご)技法の再現に成功した。1998年大西清右衛門美術館を開設、館長に就任し、茶の湯釜の振興に尽力している。